学歴無効化の法則

教科書に書いてないので私も体験するまで知らなかったのだが
今の日本社会には同じ大卒でも新卒、既卒、派遣経験者、空白期間中の者で天と地ほどの差がある。

当然一番強いのが新卒だ。
だが、既卒以降との差が凄すぎて一度新卒を逃すと再起不能になりえる就職システム。
新卒を100とすると既卒は80~60、派遣、バイト中の者60~30、空白期間中(半年以上)の者40~20くらいになる。同じ大学でもこれだけ就職における強さに違いが出てくる。新卒を維持する為に就職活動が失敗したらわざと留年して新卒を保とうとする人達もいる位だ。留年すると新卒の１００より下がるだろうが、僕留年してないからどれくらい下がるかは分からない。留年した先輩が居たんだがかなり就職で苦労してた。最悪既卒と同じくらいになっちゃうかも知れない。


それはそうと、派遣、バイト、空白期間まで落ちるといくら大卒でも専門学校の新卒より就職において圧倒的な差をつけられてしまう、恐ろしい社会だ。
４年～６年以上大学に在籍した事が一瞬で泡となりえるのだ。

また、転職する時は空白期間が開かないようにすることと、前職を３年以上勤める必要がある。
私の場合１年未満で止めてしまったので、派遣しか仕事が無くなった。

でも、派遣って思ったほど悪くない。好きな職場を選びたい放題だし、合わなかったら一ヶ月で契約終了しちゃえばいい。

時間も一杯あるから金になる趣味に集中して一発当ててやろう。

また、数年働いて派遣社員としてそれなりの評価を受けると確率は低いが正社員にならないかとか来るかもしれない。その判断の基準時に良い大学出てると強いはずだ。でも、そういったケースは珍しいから過去に派遣先でそういうことがあったのか、よく調べておく必要がある。

とりあえずこの学歴無効化の法則を知らない僕みたいな奴がいるかもしれないからここに書いておいた。（特にそこそこの有名大学出てる奴は気をつけた方がいい、有名大学だから大丈夫だと油断しているとこの社会のシステムに一瞬で食われる。）
一度レールを外れたものがレールに戻るのは非常に困難なのが今の日本社会だ。
くれぐれも気をつけて欲しい。